21 ページ21
21
ふむ、、
ついさっき練習から
帰ってきたやつが
不思議な顔をして
部屋を見渡しているけど
俺だって
同じ家の中にいたのに
まったく
状況についていけていない
まぁ…
長男のヒョンが
料理してくれたのは
間違いないが、、
いかんせん
その隣にAを
はべらかせるように
座らせていて
ついでに
マンネまでAに
ぴったりくっ付いて
座ってやがる、、
まー、、
ちょっと
様子を見てみる事にするか
マンネはまだしも
長男のヒョンは
何か考えがあっての事だと思うし、、
今、騒ぎ立てる事ではないな…
さっき帰ってきたこいつも
仏頂面で座っているし…
これを肴のつまみに呑むのも
悪くないか…
うーむ
仕方なし…
って思って
食って呑んでたけども
さっき
見ちまった
たまたま
携帯を下に落として
拾おうとしたら…
ヒョンがAと
テーブルの下で
手を繋いでいるところを
しかも
恋人繋ぎで
「なっ!」
『ゴンッ‼︎』
慌てて
変な声は出るし
テーブルで
しこたま頭をぶつけた
何してんっすか!
ヒョン!
他のメンバーに
頭をぶつけた音に
笑われながら
ヒョンの方を見ると
ヒョンは
耳は真っ赤にして
口元もだらしなくにやけてる…
なんだよー
ヒョン!
お前もか!
Aの方は
困ったような…
でも
マンネからの
攻撃の方が激しくて
それどころじゃないみたいだ
ヤー!
そういう事なら
ちょっと話が変わってくるぞ!
185人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:名無し85203号 | 作成日時:2023年6月30日 12時