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「チョア〜♪」
アイゴ〜
久しぶりに料理したけど
みんなが喜んでくれてるから
やっぱり作り甲斐があるねぇ〜
それに
こんな時の
酒は美味しくて
進むから
程よく酔っ払っちゃってぇ
で…
俺の家族である
メンバーも全員揃ってるしぃ
隣にはAが座ってるしぃ
マンネ達とAも仲直りしたみたいだしぃ
ちゃっかり
俺ってば
いつのまにか
Aと
手なんか
繋いだりしちゃっててぇ
あ〜
これこそが
チンチャ
ノムノム
チョア〜
だわ
って…
人がちょー良い気分でいたのに
Aの横にずっと
陣取ってるマンネが
Aにこそこそ内緒話してる
それを聞いた
Aもにっこり頷いてる…
何よ
長男である
ワールドワイドハンサムな
ヒョンを
差し置いて
ん?
…あー
食べ足りませんか?
どーぞどーぞ
お食べ
鍋の〆って
美味しいよね
って
Aと
繋いでた手が離れて
少し
手持ち無沙汰になった時
俺の長年のルームメイトだったやつが
目配せして
「…ヒョン…あの、ちょっといいですか?」
って
コンロの前にいる
Aとマンネには
聞こえないぐらいの声で
聞いてきた
まぁマンネ達は
バカ笑いしながら
楽しそうに
何か作ってるみたいだから
心配いらないけど…
「ん?何さ?真面目な顔して」
「……あいつの事でちょっと」
ってAを見ながら
言った途端
今まで
知らんぷりしてたメンバー達が
急に目の色を変えて
話の中に入ってきた…
こうなるのが
分かってて
こいつは
言ったんだろうなと
直感で分かった…
…ふーん
面白そうじゃん…
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作者名:名無し85203号 | 作成日時:2023年6月30日 12時