-Sugar High Ⅱ-【紅一点:YG】 (ページ19)

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『先生‥私早く座りたいです。(袖クイ)』

JN「‥お前ワザとやってる？(息も絶え絶え)」

YG「ね、Aの先生呼びヤバいでしょ？(チョコミント論争で経験済み)」

さて、一番の問題はAをどのチームに迎え入れるか。しかしA争奪となるとまた一悶着起きるのは目に見えているので「Aが選んで下さい。」とスタッフが先手を打ちます。

『えと、じゃあクマチームにします。』

JK「ヌナ‥なんで‥‥(大ショック)」

NM「クマチームを選んだ理由は？」

『んん‥一番最初にテヒョンと目が合ったから？チーム名も可愛いし。』

HS「わー、ヌナの適当なとこ出たよㅋㅋ」

YG「ヤー、テヒョンアよくやった！」

「俺なんもしてないけど‥」とまたも頭にハテナを浮かべるVですが、「でもヌナと一緒、嬉しいな。」と可愛らしい笑顔を見せている。Aはその愛らしさに『テヒョンア可愛い‥』と呟きながら思わずVを抱きしめます。

3時間目音楽

YG A TH

JN「今回、音楽の授業ではハーモニカとリコーダーを演奏します。曲は"丸い太陽が昇りました"です！」

各チーム、リコーダー担当とハーモニカ担当を決め、一曲を交互に演奏するというもの。

『‥あれ、私何すればいいんですか？』

YG「俺と一緒にリコーダー吹くか？」

『一緒に吹くってなにㅋㅋ』

YG「俺が吹いてAが指押さえんの。」

TH「それなら俺も吹くからヌナが弾いて。」

『何それ、ヌナの両手忙しいねㅋㅋ』

わちゃわちゃ楽しそうな前列に「僕ら放置で三人だけの世界に入らないで！」と叫ぶJIMIN、それを宥めながらJINは「もう学級崩壊寸前なんだけど‥？あ、Aはこれね。」とカスタネットをAに手渡します。

『なんで私だけ‥』と口を尖らせながらも渋々カスタネットを受け取るA、その様子を後ろから「よく似合ってるけど？」「発表会みたい。」とクサズもといVチームが笑っている。

JN「Aのアドリブ相当分の点数がクマチームに加点されるから。あと、」

JK「そんなのヌナがいない俺らは不利じゃないですか！贔屓だ！」

JN「最後まで聞けって！‥三時間目までAはクマチームだったけど、これからどうなるかは皆さん次第です。」

そのJINの言葉に一瞬、場が静まり返る。

HS「じゃあ俺らもヌナと一緒のチームになれるかもってこと？」

うん、と頷くJINに「そんなん聞いてない。」とぶつぶつ文句を言うSUGA、ヒョクチームは「わー！」と抱き合い飛び跳ねている。

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