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《》はテロップ
第三者目線
「本当ですか？」とSUGAが疑り深い眼差しをカメラに向けるも、その表情は穏やかで満更でもないように思える。
NM「ユンギヒョンは自分の目の届く範囲にヌナがいないといつも発狂します。」
HS「着替えないし、ヌナがそばに居ないのに何でそんな余裕なのかと思ったら‥ヒョンこの後ヌナと二人で撮影あるんだっけ？」
YG「ナムジュナお前話盛り過ぎじゃない‥？そうだよ、だからお前ら早く帰れ。」
シッシッとあしらわれ、二人は本当の事じゃん、言われなくても帰りますよ、といつの間にか身支度を終えていたクオズを引き連れてじゃあヒョン頑張ってね、とそそくさと楽屋を後にした。
YG「‥やっと静かになった。(目を瞑る)」
《さて、ここからがこの番組のハイライト。クサムズペンの皆様の為に私共、腕を振るいます。》
暫くするとAがお疲れ様です、と先程三人が褒めちぎっていたドレス姿で楽屋に戻ってきた。すぐさま「A〜こっち。」と手を挙げ、声を掛けるSUGAに、Aも駆け寄ろうとするがカメラに気付いた様子で足を止める。
『カメラだ‥今も撮ってるんですか？』
《勿論です。Aさんの美しい姿、沢山フィルムに焼き付けました。》
YG「まだ居たんですか？ㅋㅋ」
自分の元へ来るはずだったAがカメラに気を取られてしまい、不機嫌そうなSUGA。
《お二人の邪魔はしませんよ。カメラは一先ず退散致します。(大嘘)》
『あれ、皆もう帰っちゃったの？』
YG「帰らせた。ってかジンヒョンとジョングクは？一緒に来たんじゃないの？」
『二人で撮影まだ残ってるんだって。楽屋まで一緒に戻ろうか？って言ってくれたけど、時間押してるみたいだったし大丈夫だよ〜って断った。』
YG「一人で行動すんなって言ってんのに。‥‥？A、ちょっときて。」
Aが話し出すと一瞬にして頬を緩めたSUGAだったが、何かに気付いたのか眉を顰め、表情が怪訝そうなものに一変。そしてそのままAを手招きする。
SUGAは『なに？』と今度こそ素直に距離を詰めたAの腰に腕を回し、自分の片膝に乗せてメッシュパネル部分から覗くAの胸元を隠すように手で覆う。
YG「さっきこんな見えてたか？」
『歩いたらズレちゃったのかな？』
YG「危機感無さすぎ。本気で心配なんだけど‥」
そうぼやきながらSUGAはAの胸元に顔を寄せ、先程胸元を覆っていた手はスリットにより剥き出しになった太ももを撫でている。
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作者名：mitsu | 作成日時：2021年9月26日 14時
