-Sugar High Ⅱ-【紅一点:YG】 (ページ4)

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IN THE SOOP‥‥first day ページ4

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A side ハイライト

シャツワンピース一枚では少し肌寒く、そんな私を見兼ねたユンギが自分の上着を貸してくれたので素直に受け取り腕を通す。

『ありがと。あ、日傘差さなきゃ。』

YG「わざわざ持ってきたのかよㅋㅋでも曇ってるじゃん。」

『私の必需品だもん。曇りの日こそ紫外線は強いんだよ。』

そう言うと「俺も入れて」と体を縮こませて擦り寄ってくるユンギがとても可愛い。そのまま私の手から奪った日傘を差すユンギに手を引かれ、宿泊施設の説明をうけるべく皆の元へと向かった。

・・・

母屋に入るとナムジュンとホソクが用意されているラジコンやゴム飛行機にはしゃいでいた。微笑ましいその光景に癒されていると、私に気付いた二人は顔を見合わせた後、キラキラした目でこちらを見てくる。

『どうしたの？』

HS「ヌナ見て！ヌナの為に俺らが用意して貰ったんだよ。」

NM「懐かしいでしょ？ヌナも沢山遊んでよ。」

じゃん！と可愛い効果音付きで二人が私の前に持ってきたもの、それは女の子なら誰だって知ってるであろう‥

『シルバニアファミリーだ‥！これは嬉しい〜！』

「マジで？良かった！」と私の顔を覗き込むホソクと「ヌナこういうの好きだよね。」と私の頭をポンポンするナムジュンに『二人も一緒に遊ぼうよ。』と誘うと「レゴに飽きたら遊んであげる。」とのお言葉を頂く。リスとコアラの人形を見せてあげると「よく見たら全員いるじゃん！」と食いついてきた。
　

・・・

次に離れを訪れるとなんと私が所望していたゲームが‥！『ユンギがああ言ったけど用意して下さったんですね。』と少し興奮気味にスタッフさんにお礼を言う私に「アニ、これは僕とテヒョンが頼んだんだよㅋㅋ」とジンオッパが挑発してくる。

『オッパなんでそんなに意地悪なの？』

JN「いじけちゃってㅋㅋお前はなんでそんな可愛いんだよ〜。」

ふん！と顔を背けるも、オッパはそんなの関係ないとギュッと抱きしめてくる。その腕から必死に脱出を試みるもびくともしない。瞬間、横から伸びてきた腕に助け出された。

TH「ヌナ、ヒョン達のいない時に俺と一緒にやればいいよ。俺は最初からそのつもりで用意して貰ったんだ。」

『テヒョンア‥！ありがとう‥。』

なんて愛らしくて優しい子なの‥と感極まった私は、おいで、と言わんばかりに腕を広げているテヒョンの胸に飛び込んだ。

JN「どこのラブロマンス映画だよ。」

YG「全部丸聞こえなんだよな。」

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