俺達、ピュアに繋がりました⑥《 JK ver. スピンオフ/うその帰り道》 (ページ5)

今日:98 hit、昨日:137 hit、合計:124,430 hit

223 夢を叶えて、ページ5

.

「ジョングクくんのほうが、カッコいいよ？」

JK「俺は…そっすね、よく言われるからカッコいい方っす」

「でも自分ではそうは思わない？」

JK「まあ…かな。あんまり好きじゃない」

「……私は好きだよ？」

あははって「いいから」って笑う、癖がない綺麗な、きらきらって周りに星が飛ぶような笑顔が、凄く凄く……好きだよ。

完璧な笑顔なのに、笑ってる自分に照れてるようなとことかも…好き。

JK「さ。なんか食べるっすか。」

「…だね。とりあえず投げたトレーナー、取ってきて？」

JK「わ。誰があんなところに脱ぎ散らかしたんすか」

「ジョングクくんが脱がせて投げた～」

JK「脱ぎたいって顔してたから。脱いで触って欲しい顔」

またきらきらって笑ってベッドから動く前に、ちゅ…とおでこにキスをしてひょいとベッドから降りた。

固まって、パチパチ‥と瞬きをする。

ハイペースで色々起きる。

これが…スーパーダーリンが
本当のマイダーリンになった……朝だ！

そんな顔してないからぁ！って、全然言い返せなかったし、脱がされたい顔実際してただろうし、チュされたおでこに手を当てて布団の中から眺めるパンツ一丁のジョングクくんを見て、ひっ！てなるし、「どうぞ、」ってこっちを向いてトレーナーを投げる素振りをした胸元に、しっかり自分がつけた赤い跡があ…る…し………………

ひいああああ、めっちゃドキドキし…

「う゛…！」

ボス、と顔にトレーナーが飛んでくる。

急いで座って、ジョングクくんに背を向けてトレーナーにごそごそ腕を通したら、自分の体にまた「ヒッ！」と声が出た。胸元、お腹、二の腕、わ……脇の下もあるはず！ほら、あった！！

私の体にも前回同様、沢山の赤い跡が………

ああああああ、神様、
全部全部………覚えてます、

鮮明にさっきの事のように覚えて…ます！！

攻める言葉も
もれなくセットで思い…出せます…

JK「…トレーナーの着かた。忘れちゃいましたか？」

ドスと揺れたベッドに私を覗き込む可愛い顔があって、「ん？」と首をかしげたら

JK「あ、そうだ。ドラッグストア行かなきゃですね？大量に箱買いしときましょ。ネットだと今夜には間に合わないし。」

って、平気な顔で言う……

「か、買わないぃぃ！！！」

JK「え？」

「えっ…」

JK「え…、いらない…」

えっ…

JK「な…ま………」

違っ…

JK「……子供は双子が…いいっす…」

.