俺達、ピュアに繋がりました⑥《 JK ver. スピンオフ/うその帰り道》 (ページ7)

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225 だとしたら？ページ7

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買い物に出たいけど服がなかった。
小腹を満たす為ジョングクくんがインスタントの麺を自己流に調理してくれると言う。
出来上がった洗濯を干して自分の服をドライヤーで乾かす私。

リビングに服を持ってきて座ってドライヤーを当ててると、とても暇なのでボーッとキッチンのジョングクくんを眺めてた。

JK「ン～。」

フライパンの麺を少しだけつまみ食いして、うんうん頷いて、こっちを見てグ！とした。

シャカシャカ箸を動かして炒めてる。
だんだん楽しくなってきたのか中華の達人みたくフライパンを揺らしながら麺をヒョイ！と浮かす。

JK「おぉぉ。上手くないっすか？」

って、笑う。その顔が罪だ。
調子に乗って何度か同じ事を繰り返すと案の定失敗して麺が少し飛び散った。

JK「ハハ、飛んじゃった…」

袖を見せてこっち向いて笑ってる。

JK「大丈夫、味は大丈夫」

首をゆらゆら動かして「出来たっ！」って言ったら、自分で拍手した。

か、可愛いぃ…！ずっと見てても、余すことなくずっと可愛い……！
眩しくて目がくらむってこうゆうの。
ただ調理してるだけの成人男性を眺めながら、目がくらんで一度こめかみを押さえた。

うぅ………ジョングクくん、恐ろしい子。
天使はどこの誰でもない、この人では…？って本気で思う。

あ、やばっ。ドライヤー動かすの、すっかり忘れてた。

JK「出来ました。おやつの時間なんで、一人分すけど」

「おいしそぉ！ね、これ全然乾かないよ？」

JK「干しておけばいつか乾くっすよ。俺が一人で買い物に行ってもいいし」

「一緒に行きたい。夜もジョングクくんが作ってくれる？」

JK「まあそのつもりっすけど。外食にします？」

「何か…作ってもらってばっかじゃ悪いよ」

JK「じゃあ一緒に作ります？」

「お手伝いしか出来ない。料理出来れば良かったなあ」

JK「出来なくていいよ。料理上手だと男が集まってくる。それに俺がこれ以上Aさんにハマったらどーすんすか」

「良いじゃん！どんどん好きになるって素敵だよ」

JK「…いいですかAさん。俺はもう普通の男のいだく好きのMAXをゆうに越えてちょっと異常なレベルまで来てんすよ？それがどんどん今以上に膨らんだとしたら？」

「……すっごく幸せだよ？」

JK「ずっと薄暗い中オモチャで遊ぶ生活になりますよ。とても自分が恐ろしいです」

「やだ、こわい、何かこわい。」

JK「全部忘れて早く食べて。」

「う、うん。いただきます…」

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