検索窓
今日:124 hit、昨日:72 hit、合計:43,224 hit

10・TH ページ10

.









「ジミン、社食で弁当って珍しいじゃん。」




社食の入り口付近にジミンが居たのでトレイを手にしたまま声をかければ、お弁当の包みを開こうとしていたところだった



「あー、これAから余ってるからって貰ったー。

ここで食うか?前空いてるぞ。」


「は?誰に貰ったって?」


「え…A…だけど…なんかまずかったか?」


「いつ?!」


「目力怖いって!い、今さっきだけど。」




彼女は意図せずオレの気持ちを揺さぶる事に長けているようだ












.












「お待たせ」


後ろから席を取ってくれたAちゃんに声をかけるとこちらを振り向き、


「席取ってくれてありがと。」



そうオレが言えば、


社食のトレイではなく…


ジミンに渡したはずのお弁当箱の包みを持っているオレを見て目をまん丸くして驚いている



『テ、テヒョンさん、オムカツカレーは?!』


「ジミンと交換した。」


『ジ、ジミンってばお弁当作るんだ〜。

マメですね〜。』


「まだシラ切るつもり?

Aが作ったお弁当だって聞いたけど?」



最近よくするジト目で彼女を見つめる



「今日一緒に食べようって約束してたのはオレだし、これはオレのだよね?」



こんな可愛い事してくれてるのに食べ損なうところだった


危ない危ない


ジミン見つけて声かけて良かった



『あ…、

オムカツカレー楽しみにしてたっぽかったので…
この中身…、普通のお弁当だし…』



物凄くバツの悪そうな顔してるA



「そんな顔しないで。責めてるんじゃないからね?
言ってくれないから寂しかっただけ!
んで、譲り先がまたしてもジミンだしヤキモチ妬いたの!」


『へ?』


「“オレの為に”作ってくれたお弁当、食べていい?」





せっかく二人での時間なんだしモヤモヤするより楽しく過ごしたいじゃない?












.

11・TH→←9・YOU



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (175 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
402人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

suuu(プロフ) - ringo3さん» EMIさーん!メッセージいつも嬉しすぎて感激しております😭これからの2人もどうぞ宜しくお願いします✨ (4月6日 10時) (レス) id: 7be4224e6c (このIDを非表示/違反報告)
ringo3(プロフ) - suuuさんお疲れ様でした✨最後まで猫かぶりサトゥリ使いちゃんが可愛くてぐふぐふしちゃったよ🤤このカップルは定期的に見たくなるやつやった!見やんといて〜って言われても見ちゃうやーつ😁お付き合い後ものんびり待ってます😊 (4月4日 23時) (レス) @page27 id: b2ec1b2253 (このIDを非表示/違反報告)
suuu(プロフ) - つきこさん» つきこさん、メッセージをありがとうございます☺️テヒョンさんかっこいいと言って貰えたの凄く嬉しいです!次のお話も連載始まりましたらどうぞよろしくお願いします✨ (4月4日 22時) (レス) id: 7be4224e6c (このIDを非表示/違反報告)
suuu(プロフ) - エリカさん» エリカさん、楽しく読んでいただけたようで嬉しく思います☺️読み返しも感謝です!お付き合いしてからのお話、書きたい気持ちありますので暫くの間お待ちいただけたらと思います✨ (4月4日 22時) (レス) id: 7be4224e6c (このIDを非表示/違反報告)
つきこ(プロフ) - 主人公ちゃんがかわいくて♡無事に結ばれてよかったです✨そしてテヒョンさんかっこいい✨次のお話も楽しみにしてます(^^) (4月3日 23時) (レス) @page27 id: 449ba1617b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:suuu | 作成日時:2024年3月27日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。